エラスチンは動脈(血管)や肺、皮膚、靭帯、臓器などほぼ全身の組織に含まれています。
特に靭帯が一番多く、80%含まれていて、次いで動脈の50%となっています。体を構成しているのがタンパク質の中でもっとも多いのがコラーゲンですが、その次に多いのがエラスチンです。
エラスチンは、弾力性に富んでねじれたゴム紐状で真皮層のコラーゲンを束ね伸縮する働きをします。これを弾性線維といいます。
但し、20歳をピークに30歳代以降急激に減少してしまいます。
従いまして、加齢、老化による皮膚の変化で弾性線維の変質は大きな位置を占めていまして、皮膚の弾力やシワの原因はエラスチンの減少といってもいいと思います。
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